2016年1月18日月曜日

株式会社カナミックネットワーク 第15期決算公告

株式会社カナミックネットワーク 第15期決算公告
平成27年12月24日


利益剰余金  :279,601千円
当期純利益  :161,324千円

高齢者医療における在宅医療のクラウド化。行政などのモデル事業にもなっている

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地域連携をうながす在宅医療ネットワークシステム構築をメインとしてクラウドサービスを商品として提供している会社です。

医療関連の会社が急成長しており個人的には注目の企業です。
団塊世代も高齢化していき、限界集落問題や医療設備の都心集中型訪問介護の限界など高齢者医療の現場ではさまざまな問題が起きています。

この会社は15期目のベンチャー企業でありながら、行政との連携や在宅医療のモデルケースとして注目されている企業です。患者・被介護者の情報を1つに紐付けることが可能な技術に対して特許を取得しているようで、その点も高い評価を受けているのではと思います。

医療の現場で共有がむずかしかった情報をカナミックネットワーク社のプラットホーム上で各事業者間で共有することで、患者の症状や症例を地域内のクラウドシステム上でスピーディーに対応していけるのでしょう。そのようなプラットホームを展開する製品を開発・販売しています。

2015年時点でも医療系の企業の上場が相次ぎましたが、どちらかというと医療に特化した人材のプラットホームで医師向けのコミュニティサイトなど「人を結ぶ事」に関したサービスが多かった中、同社のような医療システム面そのものを提供していく会社は少ないように思えます。

利益も2億7,900万円の通期の利益があがっており、当期においても1億6,100万円と堅実な成長かと思います。

2016年9月 マザーズ市場へ上場予定

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