決算からみてポケモンGoと任天堂はどうなるのか？

決算からみるポケモンＧｏと任天堂についてまとめていきたいと思います。

ポケモン・ポケモンセンター・任天堂の関連性と今後

ポケモンとその他の決算の視点から見たツッコミその他

スポンサードリンク

ポケモン回りの決算書をまとめてみると下記の会社がかかわっていると思います。

まずは任天堂、そしてポケモン、ポケモンセンター、そして開発周りのゲームフリークです。任天堂は上場企業なので決算関係はIRを見ればいいのですが下記が関連の決算になります。

・ゲームフリーク

・ポケモン　17期決算

・ポケモン　18期決算

・

が出てきます。

順当に利益を上げており純利ベースでとても安定した企業経営が見て取れます。

さて、ではポケモンおよび任天堂の何がすごいかといえばキャラクタービジネスです。

任天堂が今後爆発していくポイントは？

キャラクタービジネスといえばアメリカのディズニー社が著作権に関しては非常に厳しいのは有名です。それはディズニーのキャラクターが商品として人気があり優れているからです。

日本でもキャラクタービジネスといえばサンリオ社がだいぶ力を入れていますが、2016年現在日本のキャラクターで力を持っているのは「ゲーム」「アニメ」関連です。

任天堂のキャラクターは商品として強いのか？

スーパーマリオブラザーズ・・いわゆるマリオが発売されたのが1986年。ちょうど30年たったところでマリオのキャラクターやピカチュウといったキャラは世界的な人気キャラクターになったのです。特に任天堂関連ではマリオ、ポケモン、ゼルダ、カービィーと多彩なキャラクター勢があります。

任天堂の以外の日本のキャラクターといえば

スタジオジブリは映画の製作以外に美術館の運営やトトロなど既存キャラクターの版権管理に移行しています。日本初のキャラクターとしてしっかりとビジネスに乗せられるものが出てきています。

・スタジオジブリ 決算

既存のコンテンツだとレベルファイブ社の妖怪ウォッチはキャラクターを様々なメディアに乗せてビジネスを展開しています。（映画・アニメ・ゲーム・書籍・漫画という横の展開が強い）

他にもドラえもんなどの藤子不二雄コンテンツは海外で人気が強いです（特にアジア圏では人気がありますね）。こちらは出版社側に権利があるものも多いので出版社が書籍やグッズだけに拘らず、様々なビジネス展開の方法が試されていると思います。

最近だと中国や韓国もその国独自のキャラクター制作に力を入れ始めています。まだこれから成長する段階といったところでディズニーや日本のゲームキャラクター程には育っていないのが実情です。少なく見積もっても5年～10年の熟成期間が必要にるので・・・

ディズニー帝国に若干の陰りが？

ディズニー系でいま危惧されているのは,そもそもの著作権問題です。
ウォルトディズニーが亡くなって少しづつ著作権を伸ばしてきたアメリカもそろそろミッキーマウスやドナルドダックといった過去のキャラクター単体では収益構造が厳しくなってきました。


するとディズニーはミッキーマウスに次ぐコンテンツを生み出さないといけないです。単体で見ればアナと雪の女王など人気映画も出てきていますが今後10年～50年に耐えうる人気コンテンツになるかといえば難しいです。

現在ディズニーが抱えているのはいかに毎年ヒット作を作っていく事・・が課題になってるのです。１つ当たればディズニーワールドやディズニーワールドのアトラクション関連商品と紐つけることができるので、毎年たくさんの映画を発表せざるを得ないのです。

ヒットしてコンテンツが浸透するまで

ディズニーは50年以上かけて少しづつオリジナルキャラクターを浸透させています。出自は映画です。ハローキティは1974年、マリオは1986年です。20年以上拡散し続けてようやく世界規模のコンテンツになるのがわかります。今でいえばNARTOやワンピースもすでに10年以上の選手ですしポケモンは毎年映画化されています。

最近でも新たなキャラクターが登場しています。ぐでたま、妖怪ウォッチ、モンスターストライク等がコンテンツビジネスを担うまでには長期にわたって愛されるキャラクターをつくり続け、一般に浸透させていかなくてはなりません。

スポンサードリンク