面白法人のカヤック(KAYAC)が上場ということで色めきだってます。
まず決算公告をいつも通り確認していくところから始めましょう
決算公告はまずこちらかこちら
さて売上高は順調に伸びておりなぜ今上場?ということが疑問に思います。
こういう個性のある会社は非上場でも十分にいけると思うので会社をスケールさせる必要があるのかというのが今回のオモウトコロです。
上場するだけの意味があるから上場したのだと思うけどオモシロイ事できるのかな?
スポンサードリンクそもそもKAYACは慶応SFC出身のベンチャーというトコロ。鎌倉本社というトコロ。サイコロ給などの面白い人事制度などが注目されていました。その辺はこういうブログとかに記載があるのでこちらで論する箇所ではないかなと・・・・ゲームについては下記引用で
ブシモと一緒にやってるバウンドモンスターズなんかはクオリティ高いですし(イラスト等のデザインは微妙ですが、ブロック崩しのゲーム部分なんかは、パズドラの成功要因をよく理解して作っており、完成度高い)だそうです。
有名になった「サイコロ給」
確かにゲームアプリの開発が主になり売上高は上がってきています。
どうしても拡散するために広告を出すためにテレビCMを行うことや開発に時間と開発コストがかかる点を市場からの調達で賄うというのもおとなな判断ですよね。
ちなみにテレビCMは東京MXや千葉テレビなど準キー局でよく流れています。
現在の事業の主軸は明らかに「ゲーム開発・・・」この路線は当たっときの利益率が高いのは有名ですが・・・・・それが面白法人としてそれが本当に面白いのかは謎です。
勤続年数平均2.9年。これは新規メンバーが中途採用でJoinすることによる影響だとも思えるのですが
転職会議の記事によると
http://jobtalk.jp/company/7789_evaluate.html
業績が悪化したため、早期退職者を募集していました。自社サービスはお金にならないのに、なぜか受託制作メンバーには上から目線です。赤字体制を改善できない
有名な社員や、長年つとめていた社員のほとんどが退職しているので
という現状もあるようなので、組織が少しづつ形が変わっていくのが見て取れます。
堅実な路線に進むのかそれとも上場して資金が必要なのか、それとも肥大化した社員を安定的に雇用するための戦略なのか・・・・。
経営陣も1974年生まれとなれば、40歳。人生のステップの中でオモシロオカシイサービスを作り続けるだけが面白さではなく人生のいろいろな岐路に立った時、会社を今後どのように残すのかそもそも残すのかというのような問題にもぶつかったことでしょう。
そういうベンチャー企業の多くが、自分たちが生み出した第2の家族といえる会社をそして自分の家族を守ろうとするために資産を残す必要があります。
KAYACさんがどう思われているかは知りませんが、上場することで少なくとも会社の寿命は延び、そして自分の家族にもそれなりの資産が残せるのはメリットです。
株主の意向・営業利益を追い続ける上場企業の宿命と会社のコンセプトが合うのかが課題
面白いの定義って年を追うごとに変わってきますよね実際のところ
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