第7期決算公告
利益剰余金 △701百万円
当期純損失 584百万円
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スタートアップベンチャーの雄。SanSan株式会社、人員を増やし常に増資を増やしていってますね。テレビCMの効果がどれだけ出ているのか、そして回収できる見込みがどれほどあるかというのが注目ポイントですね。
決算書を単独で確認するところによると売上げ単位で12億8千万円の売上げが出ておりその部分から売上げ原価の低さが見て取れます。販売管理費16億円になっている状況ですがご存知の通りこの企業は現在テレビCMを定期的に放送しているので、CMの投資金額からすると数億円単位で投資しているように思えます。
テレビCMもピボットCMを打つ戦略のようでニュース関連のスポットや比較的落ち着いた堅い印象の番組間を選んでいるように見えます。また深夜帯にも満遍なく放送しているのはかなりCMの効果を意識した担当者がいるように思えます。
SanSanのビジネスはシンプルに名刺のスキャン及び人力によるデータ精度の高さ、そして独自のデータベース管理が強みです。名刺管理をクラウドで行うという点と構成されるメンバーの地頭高さを考えるとIPOも十分視野です。
多分CMしていなければ十分に黒字計上できる段階にきています。資産と負債のバランスも良いので今後も注目の企業と思います。
懸念点は、名刺のスキャンと管理という1本の事業が柱なのでもう少し派生する多角化経営を資金に余裕のあるうちに打ち立てるといいんですけどね
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