2016年3月9日水曜日

アマゾンジャパン株式会社 第17期決算公告

アマゾンジャパン株式会社 第17期決算公告
Amazon Japan  平成28年3月9日


営業収益  :31,636,960千円
営業利益  :  1,369,393千円
当期純利益:    800,793千円


世界の物流も出版も変えた超大型外資系企業の決算模様


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ここ10年~20年で大きく変わったのはAmazonにおけるインターネットと物流の仕組みが大きく変わった事でしょうか。日本の多くの書店がアマゾンに押しだされ閉店してしまったという背景があるとしても、今の日本人にとってアマゾン無しで生活できないくらい便利な仕組みができあがってしまいました。

Amazonはプライムミュージックやプライム会員の映画の定額配信などまだまだ手をゆるめません。

さて、そのアマゾンですが日本国内だけで300億円の売り上げですが販売管理費もかなり高いので、売り上げに対して純利益ベースではそこまで高い会社ではないです。とにかく流通量が多く物流スピードも上げることをポイントにおいているので確か本国での利益もそれほどではない模様。

アマゾンの仕組みとしては超巨大通販サイトとしていのAmazonの運営。これは一般小売りにくらべて大量に販売をすることで一定以上の値引き率の商品があったり登録小売店がアマゾンのプラットフォーム上で販売できることで出てくる利益かと思います。

アマゾンで特筆できるのは巨大倉庫を自社運営している点が強みです。
このFC倉庫(フルフィルセンター)というのが優秀でして、いわゆる大きな問屋倉庫みたいなものなんです。小売り店でアマゾンの倉庫に委託して預ける事で在庫を自分のところに置かなくても注文が入ったら配送までアマゾンが代理で行います。

その分預ける分のフィーをいただきますというシステム。結構フルフィルセンター使って在庫対策している小売店舗多い模様です。

アマゾン・ロジスティクス株式会社

営業収益   :58,287百万円
経常利益   :2,007百万円
当期純利益 :1,386百万円
利益剰余金 :1,253百万円

当期純利益13億円ですが利益剰余金ベースで12億円なので実際アマゾン・ロジスティクス社が黒字にになったのは当期から・・・のような気がします。前期が手元にないのでなんとも言えません。

グループ全体で約20億円の純利益があると考えれば外資系企業の日本法人単体としては派手な方だなと思われます。

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