2016年2月12日金曜日

株式会社アカツキ 上場承認 IPO2016

株式会社アカツキ 上場承認


ついに上場承認が下りた株式会社アカツキを再度調べてみました。
スポンサードリンク
このブログでも3年間くらい追い続けてきたIPO予定銘柄アカツキ。ついに上場承認おりましたね。
過去の決算公告はこちら

第3期決算公告
第4期決算公告
第5期決算公告

自己資金であっても十分な黒字経営をしていたアカツキがついに上場ということで市場から資金調達するというのは楽しみにしていました。
アプリ系やゲーム系の決算は上下幅がかなり激しいにも関わらず安定経営・・というより、超上昇型の伸び方をしています。

自己資本比率63.5%という驚異的な自己資本。市場から調達してどんな取り組みをするのか今から楽しみです。

さて、社員数アルバイト含んで59名という精鋭体制というのも衝撃的で(今はもっと増えているのかもしれませんが)一人あたりの利益率が高いなという印象。
開発タイトルもメインになるのは数タイトルという、確実にヒットさせる体制を組んでいます。

なかでもサウザンドメモリー、シンデレライレブンはタイトルの中でも息が長いなと。サウザンドメモリーに関しては通期で800万ダウンロード。特にメディア展開しないでこの数字は派手ですね。過去に一度松崎しげる氏を起用したテレビCM以降はそれほど積極的にはCM展開していないなと記憶しています。


結局、ラブライブやモンストといった爆発的に伸びたゲームであっても昨今では定期的なテレビCMやメディアによる多方面の展開によってユーザー数増やしています。最近でCM見るようになったなというものはドラゴンボールのどっかんバトルですね。しらない間に1,000万ダウンロード越えてるし・・・壁が厚い印象です。


ただし懸念事項は他のアプリメーカー企業と同じですが

上位3タイトルが売上の89.1%を占めている
という小タイトル集中型で、少ないゲームに依存している点ですね。
中でもドラゴンボールの依存率が高い点が気になります。ドラゴンボールは20代後半~30代後くらいまでの層の認知も高く、再アニメ化によって若手ユーザーも多いかと思いますのでいきなり下火になることは無いかと思われますが注意すべき点です。

89%が上位3タイトルで直近の50%がドラゴンボールとするとシンデレライレブンやサウザンドメモリーの割合は今現在2タイトル併せても20-30%。だとすると、今後タイトル数を増やすのか、それともドラゴンボールを強化していくのか戦略的な分かれ目な気がします。



スポンサードリンク

0 件のコメント:

コメントを投稿